左:bp William Linエグゼクティブ・バイス・プレジデント RC&S 右:中部電力 佐藤裕紀 専務執行役員 グローバル事業本部長
bpおよび中部電力グループは、2050年までに事業全体におけるCO2排出量ネット・ゼロにすることを目指しています。
bpは、世界のネット・ゼロに向け、CO2排出量が多い主要な産業分野の事業者との協働に重点を置き、脱炭素化を支援しています。
また、中部電力グループは、発電・送配電分野において、お届けする電気の脱炭素化に取り組むとともに、販売分野においては、社会やお客さまと電化・脱炭素化の促進に取り組んでいます。
両社は、本協定に基づき、bpの大規模CCSプロジェクトの開発経験と、中部電力の中部エリアにおけるエネルギー事業者としての知見を組み合わせ、まずは、名古屋港周辺の脱炭素化支援に取り組みます。
名古屋港は、貨物取扱量が日本最大の港で、日本のCO2総排出量の3%を占めており、2030年までに2013年度比で35%削減する目標を掲げています。その目標実現に貢献すべく、両社は、CCUSの実現に向けた、CO2の回収・集約、その有効活用および海外のCO2貯留地への輸送に関する調査を行います。
また、両社はアジア地域において、再生可能エネルギーに関するさまざまな技術を活用した脱炭素ソリューションの促進に向けて検討を進めてまいります。