bpは当社の基幹となるグローバル・ブランドです。生産プラットフォーム、製油所、船舶、事業所、風力発電プラント、研究施設、ガソリンスタンドなどに表示されているのが、このブランド名です。
bpブランドのガソリンが初めて英国で発売されたのは1920年代。そこから、bpは世界的に認められるブランドへと成長してきました。現在、bpは、安全、敬意・尊重、卓越、勇気、ひとつのチームという価値を実現しようと真摯に取り組んでいます。私たちの活動のすべては、こうした価値を反映したものでなければなりません。
bpとbpが提供するサービスを形づくるあらゆるエネルギーのなかで最も重要なもの。それは、社員がbpの事業に注ぎ込む人間のエネルギーです。これこそ、bpブランドを動かす原動力です。
bpブランドは当社のあらゆる事業を支える土台です。例えば、上流事業では、私たちの取り組みを示す印です。新規開発を促進するような価値を与えてくれるのも、パートナー企業や政府とどのような関係を築くか決めてくれるのもブランドです。お客様とダイレクトに接する事業では、bpブランドは製品、サービス、顧客関係に関する私たちの約束を表し、お客様にとってガイドのひとつとなっています。
現在のbpのロゴマークは、それまでのbpの歴史から大きな飛躍を表すためにデザインされ、2000年に発表されました。他のどのエネルギー企業のマークとも違っています。このマークが象徴するものはいくつかありますが、特に重要なのは、私たちの最大のエネルギー源、つまり太陽です。ギリシア神話の太陽神「ヘリオス」にちなんで名付けられたこのロゴマーク。その色は、熱、光、自然を表しています。連結する模様は、bpのように多数の部署から成る組織が一体となって機能しているさまを表しています。
カストロールの自動車・バイク用潤滑油は、その高い性能と品質によりメーカー、ドライバー、ライダーから信頼を得ています。カストロールはこのほか陸上、海上、航空宇宙のさまざまな用途に対応した潤滑油も多数製造しています。
bpがカストロールを買収したのは2002年。それ以降、私たちは、カストロール・ブランドの専門性や技術革新、連携協力に対するコミットメントを維持してきました。現在、カストロール製品は150カ国以上で販売されているほか、フォルクスワーゲン、アウディ、BMW、コマツなど多くの企業から潤滑油の推奨パートナーに選ばれています。
カストロールは「高性能」の代名詞です。カストロールがスポンサーを務めるモータースポーツ・チームやドライバーは、自動車のスピード記録を20回以上も塗り替えてきました。こうしたパートナーシップが、最高性能のエンジンオイルや燃料の開発に必要な実験場を提供してくれるのです。
アラルのガソリンスタンドには、毎日250万人以上のお客様が、アラルブランドのガソリンやオイルの補給、洗車、良質の食品・飲料の購入などに立ち寄ります。アラルは燃料販売でドイツの業界トップ、ファストフード・チェーンではドイツ国内第3位のブランドです。
アラルは100年近くの間、自動車用の高品質燃料の代名詞として存在してきました。現在、アラルのガソリンスタンドや併設のコンビニ店舗はおしゃれな造りと充実した設備で、アラルのスローガン「Alles super(すべてが最高)」を文字通り体現しています。
アラルはドイツで超一流ブランドと呼ばれ、その名のとおり、ドイツで最も信頼できる燃料として何度も賞を授与されています。
南カリフォルニアから北オレゴンに至るアメリカ太平洋岸の5州で、ampmはロードサイドのコンビニ兼休憩所としてドライバーやライダーに愛されています。店舗数はおよそ950店。その多くがbpガソリンスタンドに併設されているampmは、提供している食品と飲料の質の高さで有名です。
1978年に一号店がオープンしてから、ampmは質の高さを保ち、ロードサイド店舗として最高の品揃えを提供する姿勢を堅持することで、急速に成長を遂げてきました。
2017年10月、bpは昔なじみのアモコブランドを米国の燃料小売部門に再導入すると発表しました。ミネソタ州ミネアポリスにアモコのガソリンスタンド第一号店がオープンしてから約1世紀が経っていました。
アモコの正式名称はスタンダード・オイル・オブ・インディアナ(Standard Oil of Indiana)。1912年には北米最大の天然ガス生産者となっていました。本拠地の北米のほか海外でも事業を展開し、探鉱開発を20カ国、生産を14カ国で行っていました。化学製品は年間1300万トンを生産、高純度テレフタル酸(PTA)の生産量は世界最大でした。
しかし、1998年にアモコはbpと合併、両社の世界中の事業が一つの組織に統合されました。合併により設立された新会社BPアモコは、一躍、石油と天然ガスの生産で米国最大の企業になりました。2001年、BPアモコはブランド名をシンプルなbpに変更しました。
2017年、小売ブランドにbpと並んでアモコが再び採用され、さらなる成長機会が見込まれる米国各都市でアモコの名前が復活しています。
Wild Bean Cafeは、英国・欧州本土、オーストラリア、南アフリカ、中国、ロシアで、ドライバーに美味しい食事と上質のコーヒーを提供しています。
活発に事業拡大を行うWild Bean Cafeは常に新しい店舗がオープンし、その多くはbp系列のサービス・ステーション(bp Connect)に設けられています。メニューも徐々に開発され、現在では、焼きたてのパイやケーキ、バリスタが入れたコーヒーなどを販売しています。